
しばらく既読がつかない。通知音が鳴るたび心臓がきゅっとなる。
そんな「音信不通」は、相手の事情も自分の不安も絡み合い、答えを急ぐほど空回りしやすいものです。
今日はタロットで今の流れを読み、あなたらしさを守りながらご縁の回線を整える小さなおまじないを添えました。
深呼吸して、目を閉じ、いまの気持ちに一番しっくりくるカードをA・B・Cからひとつ選んでください。(タップorクリック)
Aの方
節制(正位置)

連絡は「戻るべき場所へ、水が帰るように」少しずつ戻ってきます。
節制は、押したり引いたりの極端をやめて、適温・適量に整えるカード。
あなたが感情の波に飲まれず、落ち着いたトーンで日常を整えていくほど、相手側の緊張もほどけ、やりとりは自然に温まります。
「どうして返してくれないの?」のエネルギーよりも、
「返せるタイミングが来たら、また話そうね」という余白を残すこと。
返事が来たときは、重い話題をいきなり投げず、短く・やさしく・今のことから。
復活の入口は軽やかさにあります。
おまじない:水の調律(グラス)
- 透明なグラスに常温の水をそそぎ、左に自分の名前、右に相手の名前を心の中でそっと唱えます。
- 両手でグラスを包み、ゆっくり7呼吸。呼吸に合わせて「気持ちが行き来する道が整います」と静かに念じます。
- 夜、半分だけ飲み、残りは観葉植物やベランダの土へ。循環の完成を象徴します。これを3日間。

節制の天使はふたつの杯の水を混ぜ、流れと温度を整える象徴です。
水は感情、呼吸はリズム。
過不足を削ぎ落とすほど通話の『回線』は澄む—そんなカードのメッセージを動作化した儀式です。
Bの方
審判(正位置)

このカードは「再起動」「コールバック」の象徴。節目・転機・決断のタイミングで、相手からの連絡が入りやすい暗示ですよ。
過去の行き違いは終わった章。
いま必要なのは、開く準備と受け止め方の更新ですね。
返信が来たら、責めるより、これからのルール作りに会話を使って。
そして、着信を待つ時間ほど、心身のデトックスを。
寝具の洗濯、スマホの不要アプリ整理、写真のバックアップ。
再起動にふさわしい小さな整えが、扉を開ける鍵になりますよ。
おまじない:朝のベル宣言
- 朝、一番にスマホのアラーム音を明るい音色に設定(ベルやトランペット系が◎)。
- アラーム停止のとき、胸に手を当て一度だけ、「必要な連絡は、必要なときに、私に届きます」と声に出します。
- そのまま窓を開けて一呼吸。光を浴びて「今日、開きます」と心で宣言。

審判の天使はラッパで“呼び戻し”を告げるもの。
音・朝・光・再起動はこのカードの得意分野です。
通知音の更新=古いサイクルの終了と、新しいコールの受信設定。
象徴を現実の行動に落とすことで、再会の流れを招きます。
Cの方
月(逆位置)

不安でいっぱいの夜が、ようやく明けていくカードですね。
連絡はすぐに、ではないかもしれませんが、勘違い・思い込み・過剰な推測が薄れ、状況が見通しやすくなっていきます。
ここで焦って動くと、かえって霧が濃くなります。
やることはシンプル。
情報の澄み分けです。
SNSの深読み、占いのはしご、友人の憶測・・・心がざわつく情報は一時ミュートに。
あなたの生活リズム(睡眠・食事・散歩)を戻すほど、直感は澄み、適切な一手が見つかりますよ。
おまじない:夜の霧払い(紙と塩)
- 白い紙に、今の不安を短文で3つ書きます(例:「既読がつかない不安」)。
- 小皿にひとつまみの塩。紙を三つ折りにして塩の上に置き、手を合わせて3呼吸。
- 夜、紙を開いて声に出して読み、「これは手放します」と宣言。紙は細かく破り、捨てるか、翌朝に燃えるゴミへ。塩は流水で流します。これを新月〜満月のどこか一晩で。

月は幻想・不安・潜在意識。逆位置は霧の晴れ。塩は浄化、白紙は思考の再初期化。夜に行うのは、月の領域である感情と直感のノイズを払うため。霧が晴れるほど、あなたの選ぶ言葉は的確になり、連絡の流れも引き戻しやすくなります。

連絡が来る/来ないは、相手の事情も運のタイミングも絡みます。だからこそ、あなたが自分の中心に戻ることが、いちばんの近道です。
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A:リズムを整え、軽やかに
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B:再起動の準備を、朝と光で
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C:霧を払い、情報を澄ませる
おまじないは心と行動の舵を取り戻す小さな儀式。そのうえで、現実の一歩(短くやさしいメッセージ/返信しやすい話題/時間帯の配慮)を重ねていきましょう。
大丈夫。あなたのやさしさは、焦らずとも相手に届きます。